- 弊社では昨年より、地域の方々に向けて”終活大学”を開講し終活の機会を提供しております。
- 第3回は大切なヒトやモノを失った時の深い喪失と向き合う方法「グリーフケア」の講義です。
〈グリーフケアの基礎知識〉
- ① 喪失について
- ・語源
- ・自身の体験
- ② グリーフとは何か
- ・グリーフに伴う感情や行動
- ・グリーフケアとしてのお葬式
- ・予期的悲嘆反応
- ・グリーフケアのコミュニティの紹介
〈グリーフケアの実践〉
「話すこと」「聞くこと」
- 〈話すことのE-POINT〉
- ・話したいことは話さない
- ・自分のペースでゆっくり話す
- 〈聞くことのE-POINT〉
- ・相槌などの反応を示す
- ・理解しようとする姿勢
「話す以外」の方法
- ・本を読む
- 〈おすすめの作品〉
- 『四十九日のレシピ』『月夜の森の梟』
- ・手紙を書く
- 心の内を吐き出しやすい
- お盆「帰ってくる日」に合わせて
- 手紙を書きお供えする
参加者の方々は、ご自身の喪失体験や想いを口に出し、涙を浮かべられる瞬間もありました。
■参加者からの感想
- 「グリーフは知らなかったが、心の在り方や言葉など、とても分かりやすくて勉強になった。」
- 「ある程度留めたら出すことが大事だと言うことが学べた。」
参加者の方に喪失を自分の一部として受け止める方法を知っていただく機会となりました。
今後も弊社ではSDGsの取り組みとして、 福祉増進(3.すべての人に健康と福祉を)し、地域の皆様のためにお役に立てるように邁進いたします。